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フードライター/インストラクター  大澤 様

――――浄慶さんとはどのくらいのおつきあいですか?
昨年2017年の夏、8月に蔵見学にいかせていただきまして、それからですね。
醤油の蔵見学は初めてでした。

――――醤油が家庭で作れるということはご存知でしたか?
昔は自宅でお味噌もお醤油も、手前で作っていたという知識はあったので、そうだったのだろうとは思っていたのですが、実際には大きい桶で職人さんがかき混ぜているイメージなので、「職人さんがつくる」という感じの方が強いですね。

――――実際仕込まれていかがでしたか?
実際に仕込んでみて、こんな簡単にできるんだ!という感じでした。こんな少量で仕込めるという意識がなかったので、お味噌とかよりももっと簡単にできますよね。ただ、面倒は見なければいけないので、これからですよね。

――――1年から1年半くらいかかりますが、今の時期からだと涼しいので、醤油が馴染んでから夏を迎えることになるので、比較的世話をしやすいかと思いますね。
そうですね。夏を越さなければいけないですよね。

――――これから醤油を仕込んで過ごす時間をどのように感じますか?
楽しみが募りますよね。世話をして、自分と同じ時を過ごしながらここ(醤油)に棲む微生物と共に・・・と思うと楽しみですね。

――――電子レンジの横など、電磁波が強いところは避けてくださいね。
そうなんですね。わかりました。今は暗い場所においてます。

――――インストラクターのお仕事をされていますが、どのような内容ですか?
ややこしいんですけど、インストラクターとフードライターをしているんです。実はフードライターがずっと長くて、食関係のことを書いたり、講師をしたりしていたんですよ。

でも、健康ってなるには運動も大切だって思うようになって来たんです。そこで背骨の歪みを整えて、あらゆる不調の原因を治すという「背骨コンディショニング」という運動療法プログラムのインストラクターも始めて、今は、健康の両輪となる食事と運動の仕事をしています。

――――人によって味が変わるこの醤油、ご自分の作られるお醤油はどのような味になると思いますか?
絶対美味しくなってほしいですね(笑)優しい感じになってほしいですね。確かに菌が違うから味が変わるんですよね。

――――この空間の菌や酵母なども影響しますし、温度や湿度も影響しますね。
やはり温度が低いところのほうがいいんですかね?

――――直射日光と電磁波だけ避けてもらったらいいですね。
なるほど。それは気をつけます。デリケードですもんね。

――――このお醤油、できたら最初何で食べたいですか?
ちょうど年末くらいにできるんでしたら、おせちに使いたいですね。
やっぱりお味噌汁にも。もろみも使いたいですね。和風でもないですけど、もろみをアクセントにパスタとかもいいですね。あと、前に蔵見学に伺った時にいただいたもろみでドレッシングなどに使うと美味しかったので、どんどん開発していきたいと思います。

――――またどんなのに使えるか教えてくださいね。
もちろんです。これからが楽しみです。