ひょうご産業SDGs推進の取組に賛同します | daitokusyoyu

ひょうご産業SDGs推進の取組に賛同します

2023年11月7日

大徳醤油では兵庫県が取組む「ひょうご産業SDGs推進宣言事業・認証事業」に賛同し、SDGsについて以下の内容をここに宣言いたします。

https://web.hyogo-iic.ne.jp/sdgs/

〇目指すゴール:12 つくる責任つかう責任

〇SDGs達成に向けた宣言内容:
但馬地域の漁港では漁獲量のおよそ30%がサイズが満たない、傷がついている等の理由で廃棄されている。100年以上守り続けてきた伝統的な醤油醸造技術を活用し、但馬地域の海の未利用資源の有効活用を目指す。

〇達成に向けた具体的な取組内容
未利用魚を利用した「麹の魚醤プロジェクト」
大徳醤油では明治43年から続く蔵付き酵母と自然温度で発酵・熟成を行う天然醸造の醤油作りを続けている。この技術を活用し地元但馬の農家が生産する大豆・小麦を用いた麹を作り、麹と但馬で水揚げされる魚介類(とくに未利用魚)を合わせて、独自の製法で1年~5年発酵させる「麹の魚醤」の開発を行っている。但馬漁協等地域の団体と共同で開発にとりくみ、ほたるいか、とびうお、はたはた、のどぐろ、げんげ、たこ、香住がに、甘えび、チョウザメなど様々な魚種で魚醤を作り、全国へ販売している。但馬地域で廃棄される未利用魚を減らし持続可能な漁業の一助となることを目指す。

この宣言に限らず、伝統の醤油醸造を守り、未来のこどもたちに残す「醤油じかん」プロジェクトや、醤油カスの有効活用の研究等、伝統や環境について考え、持続可能でより良い社会を目指す取組みを進めて参ります。今後とも応援をよろしくお願いいたします。