オーガニックに「有機」という言葉が与えられた時、日本の有機農業の先駆者のお一人が、有機とは「機(とき)有るべし」と読み、すべての生命の活動を表したよい言葉だと言いました。大徳国産有機醤油は「機(とき)有るべし」と名付けました。醸造と言う行為は幾億の微生物のいのちの活動の生産物をいただくことだと心に刻んでおくためです。
兵庫県但馬地方では絶滅危惧種であるコウノトリの野生復帰に取組んでいます。コウノトリも住める環境をつくるため、農薬を減らし、生物の多様性を取り戻す農法が進められています。コウノトリとの共生の願いを込めて、「コウノトリ育む農法」で栽培した大豆と、「コウノトリの舞」の認証を受けた小麦を、但馬の地の多様な微生物が四季の温度変化のなかでゆっくり醸した天然醸造醤油です。
国内の有機JAS認定農場の厳選された大豆・小麦を100%使用し、多様な微生物の力でじっくりと時間をかけて醸す国産有機醤油と国産有機野菜でつくったノンオイルドレッシングです。
ほたるいか魚醤は、但馬の漁協で未利用の魚介類を、発酵の力で有効活用するという目的で生まれました。水揚量日本一を誇る但馬産のほたるいかを使用し、但馬でコウノトリの野生復帰を願う農家でつくる大豆と小麦で麹を作り、但馬の伝統のしょうゆづくりの技を加えて世界にない商品を開発しました。
今では伝統的な醤油醸造を続ける醤油蔵が少なくなってしまいました。 「一人でも多くの人に醤油づくりを体験してもらい、未来の子どもたちに伝統の醤油醸造を残していきたい。」そんな想いでだれでも簡単に醤油づくりを体験できる『醤油じかん 手作り醤油キット』を作りました。