兵庫県但馬地方の豊岡市では、絶滅危惧種であるコウノトリの野生復帰に取組んでいます。コウノトリも住める環境をつくるため、農薬を減らし、生物の多様性をとりもどす農法が進められています。 コウノトリとの共生の願いを込めて、「コウノトリ育む農法」で栽培した大豆と、「コウノトリの舞」の認証を受けた小麦を、但馬の地の多様な微生物が四季の温度変化のなかでゆっくり醸した天然醸造醤油です。
大豆 / 小麦 / 魚介は但馬産を使用、塩(海水の平釜塩)は長崎産を使用しております。
麹の魚醤は大豆と小麦の麹の力を利用してしっかりと発酵させているため生臭さがありません。
魚醤は、但馬の漁協で未利用の魚介類を、発酵の力で有効活用するという目的で生まれました。但馬産の魚使用し、但馬でコウノトリの野生復帰を願う農家でつくる大豆と小麦で麹を作り、但馬の伝統の醤油づくりの技を加えて世界にない商品を開発しました。
通常の魚醤の原材料は魚と塩。魚醤は、魚の体内にもつ酵素を使って発酵させます。しかし、それだけでは発酵が弱く、生臭さが残ってしまいます。そこで、ほたるいか魚醤は醤油麹を合わせて長期間発酵・熟成させることで、生臭さをなくしました。
但馬のホタルイカ漁は早い時は1月には始まり、4月の盛漁期には卵をたっぷり抱え最も美味しくなり、小粒でプリプリな食感が兵庫産の特徴です。また、船内で急速凍結された冷凍ホタルイカは、様々な加工品の原料として利用されています。
浜坂港はホタルイカの漁獲量日本一を誇る港で、浜坂産ホタルイカ「浜ほたる」をブランド化し、阪神間のスーパーに出荷しております。また、「生食用浜ほたる」の生産も行っておりますので、是非「ほたるいか魚醤」でお試しください。
「コウノトリ大豆」は化学肥料を使わず、無農薬または、使用農薬を75%削減するなど、コウノトリも住める環境づくりに配慮した農法で栽培されています。また、生きもの調査も行い、カエルなどの生きものの種類や数の調査を行っています。
コウノトリ育むお米とコウノトリ大豆の栽培に取り組むことで、コウノトリも人もそのほかの様々ないきものにも良い環境づくりに配慮した農業を実践しています。
兵庫県但馬地方の豊岡市では、絶滅危惧種であるコウノトリの野生復帰に取り組んでいます。小麦についても、環境にやさしい栽培に取り組んでいます。「ひょうご安心ブランド」「コウノトリの舞」の認証を受け、コウノトリも住める環境の中で栽培しています。
近年、ようやく安定収量となりました。麦は排水対策が大切であり、雪の降るこの地域では、とても重要な仕事です。今後も適期の作業に心がけるとともに、品質の良い小麦を供給できるように努めていきます。
「長崎県西端の五島灘に面した崎戸町の透き通るような海水を100%使用し、平釜でゆっくりと結晶させた塩です。にがりを含んだまろやかな塩味と、溶けやすく素材になじみやすい結晶が特徴です。
通常は、塩水の中で結晶が出来上がりますが、当社は平釜の塩水の表面でゆっくりと結晶させることで、フレーク状の結晶を作ります。この結晶が溶けやすく素材になじみやすいという特徴を持っています。
但馬の「漁業」「農業」「伝統醸造」が繋がった、風土に育まれた一滴。